フリーランスの手続きはこの４点だけでオッケーです。

いざフリーランスになろうと思った時、仕事の環境を整えるだけでなく、役所等への届け出もきちんと
しておく必要があります。

これが面倒くさそう、、と思っている人も多いかもしれませんが
意外と簡単！この４点だけを押さえておけば大丈夫なんです。

健康保険は国民健康保険に加入するか、勤め先が加入していた
健康保険組合の健康保険を任意継続するか（最大2年間）を選択できます。

一般的には任意継続のほうが保険料は安くなりますが、しっかり計算して選択するようにしましょう。
なお、この手続きが遅れると、病院に行ったときに（一時的に）全額自己負担になりますので注意してください。

ちなみに、デザイナーやイラストレーター、漫画家などは、業界団体に所属することで、
保険料を月額固定にできる場合があります。
そのほかのフリーランスの方も、自分の職種に合った団体を探してみるといいでしょう。

給与所得者からフリーランスになると、加入する年金が「厚生年金から国民年金に変更」されます。
自動的に切り替わるのではなく、みずから届け出る必要がありますので注意してください。

また、今までは会社が払ってくれていたら、と意識していないと
思わぬ出費に痛手を追うこともありますので、しっかりと調べて準備しましょう。

法人の場合は法務局に開業を登記する必要がありますが、フリーランスは法務局に登記をする必要はありません。しかし、税務署に開業したことを知らせる開業届を提出する必要があります。
提出期限は、開業後1ヵ月となっていますので、遅れないように注意しましょう。

開業初年度から青色申告をするためには、
開業後2ヵ月以内に「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

この期限を過ぎると青色申告特別控除や赤字の繰り越しなどの特典を受けられなくなりますので
税務署への開業届と同様、なるべく早く提出するようにしましょう。

また、面倒だなと思う方は税理士さんにお願いすると月々１~３万円程度で代行してくれるので
一度近くの税理士事務所に足を運ぶことをお勧めします。

コストを押さえたいのならばソフトやツールを使って自分でやることもできますし
お近くの区役所や市役所で確定申告の出し方の説明会が主催されているので
そちらに顔を出してみるといいでしょう。